いわゆる「和襖」(わぶすま)「本襖」(ほんぶすま)と呼ばれる種類の襖です。
こちらは外枠の取り外しが可能で内部に骨組みがあり、そこに何枚かの紙を「張って」います。
そのため表面を手のひらで押すとわずかに凹み、骨組みの感触があります。
和紙を張った本襖は長く持つため、何十年も張替えないままというものも少なくありません。
古い襖を張り替えるため表の紙を剥がしてみたら、トップ画像のような古文書が出てきたという例はたくさんあります。
昔、下張りに利用された反故紙が、今となっては過去の暮らしを伝える貴重な文化遺産。
本襖はその高い保存性により、期せずしてタイムカプセルの役割も果たしたのです。
マンション和室の本襖張替え実録(実演は無し)→ 「襖の張替 その一」 「その二」 「その三」 「その四(終)」
その他、かわかみひめblog「襖」カテゴリーの記事をどうぞ♪
襖の歴史、種類、選び方、表具屋さんの紹介等、襖全般について→ 「一般社団法人 日本襖振興会」
という思いで日々活動しているという東大襖クラブの皆さまが、2017年夏・和紙の里で初合宿!
長田製紙所の工場内にて手漉き襖紙を張替えていただきました。
関連記事は以下をどうぞ。
●長田製紙所ブログ「襖張り替え」
●かわかみひめblog「日本で一番」
●わし太夫「東大襖クラブ合宿」
●わし太夫「東大襖クラブ合宿二日目」
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