【福井新聞に掲載】紙漉き職人のワーキングウエア

長田製紙所ワーキングウエア

昨年、弊社でワーキングウエアを開発した経緯について、福井新聞に掲載して頂きました。

福井新聞長田製紙所記事

 

「暗くて寒いイメージを変えて、楽しい雰囲気にしたい」

という思いから、布のdesign labo chicaさんとウチノレイコさんと制作。

昨年、書いたブログの内容を以下にまとめています。

制作者はまみさんとれいこさん

この度、生地デザイナーのTsuji Mamiさん(design labo chica)とパタンナーのUchino Reikoさん(https://www.instagram.com/atelier.rosalie/)のお力を借り、割烹着タイプとエプロンタイプの2種類がついに完成しました。
「かわいいだけでなく、実用的な職人服でお願いします」という無理なお願いにも関わらず、きちんと作って頂きました。とっても楽ちんです。

割烹着タイプ

長田製紙所ワーキングウエア

・フリーサイズ

・素材は薄めですが、下にたくさん重ね着できるようにゆとりをもたせたシルエット。

・スマホが入るポケット付き

・背中にはカイロポケット

・首周りは作務衣風

・袖口にはゴムが入っていて、水仕事の際、ひじまでまくることができます。←このゴムの具合が絶妙で、下がってこず、きちんと止まりますが、痛くない!

エプロンタイプ

職人服ワーキングウエア

・フリーサイズ

・割烹着と同じく首周りは作務衣風

・スマホが入るポケット付き

・スリムなデザインですが、裾にはスリットが入っていて動きやすい

生地について

まみさんが、とっっってもこだわって生地を選んで下さいました。

▼インドの綿の手紬、手織りの生地

弊社の天然紙の耳付きの和紙のイメージなんだそう。

▼インドの伝統的な「ブロックプリント」の手法で染められた布

ブロックプリントの布

布にハンコを押して染めていきます。その為、生地の柄に「ゆらぎ」ができます。
実は弊社でも漉き方のイメージが似ている紙があります。

格子柄和紙

型を重ねて原料を流していき、格子の紙になります。

この紙も同じく、完全にまっすぐではない「ゆらぎ」が生まれます。

物自体は全く違いますが、インスピレーションが似ていて、

長田製紙所の紙を布に変換するとこんな感じなのかなーと。

長田製紙所ワーキングウエア
お問い合わせ

長田製紙所工場横のショップにて販売しております。

メール(osadawashi@gmail.com)にてご注文も承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

福井県越前市にて越前和紙製造している株式会社長田製紙所の長田泉です。 ショップサイトや蔵開きイベントにて販売中の和紙バック「EICOBAG」や揉み紙名刺入れ、御朱印帳などの紹介や、和紙職人の暮らしを綴ります。